2024年度金沢大学附属高等学校同窓会関東支部総会のご案内

金沢大学附属高等学校同窓会関東支部の2024年度総会を、7月6日土曜日、開催いたします。
本年度の総会は、コートヤード・マリオット銀座東武ホテルにて16時から行われます。

2024/6/19追記:元校長/日本史科教官の山本吉次先生のご出席が確定いたしました。
あわせてご検討のほど、よろしくお願いいたします。

開催概要

● 開催日時:2024年7月6日(土) 16時より
● 開催場所:コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
※ オンラインでもご参加いただけます。詳細は後日ご案内します。
● 当日出席いただける教官/元教官(敬称略):
・南波 聡 新校長
・金森久貴 国語科教諭 75回生担任
・田中雄太 英語科教諭 75回生担任
・室谷洋樹 地歴科教諭 75回生担任
・山本吉次 元校長/日本史科
● 次第:
・受付開始 16:00
・第一部 16:30 同窓生3名によるリレー講演
   1、34回生 橋口さおりさん『死のその瞬間まで生き抜くこと』
   2、46回生 武田(津田)泉穂さん『大学発スタートアップを支援するVC投資家という職業』
   3、45回生 直野隆一郎さん『今さら聞けない生成AI ~上手にAIと付き合うには?~』
・第二部 17:45 支部総会
・第三部 18:00 懇親会
● 会費:社会人の方 5,000円、学生の方 2,000円(当日、受付でお支払いください)
※ オンラインからの参加は無料です。
● 参加申し込み方法:当ページ下部のフォームよりお申し込みください。
● 注意:投稿後、画面が白くなることがありますが、投稿は受け付けられております。

リレー講演

本年度の講演企画は、母校の卒業生である専門家の方々による特別リレー講演です。
多彩な分野で活躍する3名の方から、それぞれの専門領域について、お話を頂戴します。

34回生 橋口さおりさん

  聖マリアンナ医科大学緩和医療学講座主任教授

演題:『死のその瞬間まで生き抜くこと』

人は生まれたその日から命を終えるまで生ききるものだと思います。
でも、その道のりは平坦ではなく、予想とはまったく違った展開になることも珍しくありません。

▼【演目概要・講師プロフィールをもっと読む】

緩和医療を専門とする中で、多くの方の人生のしまい方に関わらせていただきました。
死にゆく過程で、それまでの人生で手にした多くのことを手放していかなければならない中で、芯の部分に残るものは何か。
「その人らしく」と言われることの解は、そこにあるのかもしれません。

講演者プロフィール

一浪ののち鳥取大学医学部に入学。
卒後の進路に悩んだが、偶然見つけた「慶應義塾大学病院麻酔科医募集」の貼紙を手に電話したところ入局を許可され、麻酔科医としてのキャリアを歩み始める。
当初は関連領域である集中治療専門医を目指したが、患者さんとのコミュニケーションがないことに耐えられなくなり、対話ができるペインクリニックに方向転換した。
その後、講師、准教授と進み、ひょんなことから、当時は「敗北の医療」として見向きもされなかった緩和医療を専門とすることになる。
慶應義塾大学病院緩和ケアセンター長を経て令和3年から現職。
日本緩和医療学会、日本ペインクリニック学会の理事、厚労省がんの緩和ケアに係る部会の部会員など務めている。
趣味は30代から始めた宝生流能楽(朝倉俊樹師門下)。
面をかけたときの没入体験が忘れられず地道にお稽古している。

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46回生 武田(津田)泉穂さん

  MVP株式会社 代表取締役、株式会社ビジョンインキュベイト 取締役CSO、
  金沢大学客員教授、経営協議会委員、他

演題:『大学発スタートアップを支援するVC投資家という職業(VC:ベンチャーキャピタル)』

昨今、国の施策もあり、どの分野・どの職業においても「スタートアップ」「大学発ベンチャー」という言葉を多くの方が耳に刺されておられると思います。
大企業からも「カーブアウト」と言われて、企業に在籍しながら企業の事業を利用して起業することを経済産業省が試験的に応援する仕組みもあります。

▼【演目概要・講師プロフィールをもっと読む】

いずれの形態においても、創業後に必ず訪れる「資金調達」という壁があります。その方法は3つ(か4つ)ですが、その中でもVC:ベンチャーキャピタルからの投資は、大変有効なものとして捉えられており、この数年では日本のVC投資金額の増加推移も大きく、VCの数も指数関数的に増えています。
2023年8月には、金沢大学が親会社(親法人)としてVCを設立し、そのVCがどのように活動しているかを、スタートアップ、大学発ベンチャー、カーブアウト、それらを支援する士業(弁護士、会計士、弁理士等)、そして起業主としての理系の研究者(医師含む)と文系の事業開発者の関わり方について、演者の目線でのお話をいたします。

講演者プロフィール

金沢大学理学部を卒業後、東京工業大学で学位(博士(理学))を取得。
同大で研究者を経て、文科省プログラムで医学部TLO/産学連携期間でのインターンを経験し、そのままディープテック領域の起業家として15年のキャリアを積む。
ライフサイエンス/バイオテックを主軸としたベンチャービジネスに創業者、経営者、投資家として参画。
医療機関や学会の設立と経営、ベンチャーキャピタルの創業、経営、投資に従事。
・国立大学法人 金沢大学:客員教授、経営協議会委員、改革委員会オブザーバー、他。
・国立大学法人 東京工業大学リーダーシップ教育院学外アドバイザー、非常勤講師、他。
・国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST):新産業創出基金ガバニングボード(委員)、知財スーパーハイウェイ推進委員会委員、ASPIRE審査委員、他。
・国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO):起業家育成事業プログラム審査員、Kawasaki-NEDO Innovation Center スーパーバイザー、他。

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45回生 直野隆一郎さん

  株式会社アクシス ヘルスケア事業部 ディレクター

演題:『今さら聞けない生成AI ~上手にAIと付き合うには?~』

2022年11月のChatGPTの登場以来、時代の「ゲームチェンジャー」として、期待と怖れをもって迎えられている生成AI。
ただ、話題先行で、「AIとは何か?どのようにして私たちの役に立つのか?」というポイントをカバーできない方も多いと思います。

▼【演目概要・講師プロフィールをもっと読む】

生成AIへの理解を深め、上手に生成AIと付き合うにはどのような心構えをもてばよいかを、具体的な例とともにお伝えします。

講演者プロフィール

高校卒業後、河合塾京都校を経て、横浜国立大学へ入学、卒業。
2001年、ITベンチャー企業に入社し、日本におけるインターネット通販の黎明期からネットビジネスに携わる。
2020年、一念発起して医療系ベンチャー企業である株式会社アクシスに転職、調剤薬局向け電子薬歴「メディクス」の広報・マーケティング部門を立ち上げる。
一方で、2002年、海中に転落し頚髄を損傷、四肢麻痺となり、車椅子での生活を営んでいる。
現在は、株式会社アクシスにてディレクションを行いつつ、医療従事者向け「南條先生のちょっとだけがんばればできる在宅医療ラジオ」の企画、ニュースまとめサイト「naonews」の運営なども手掛ける。

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※ 申込期間は終了しました。
※ 今後の総会参加に関するお問い合わせはお問い合わせページよりお願いいたします。

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